1995年 1996年 1997年
使用したきっぷ:青春18きっぷ(2日分)
日 程 :2泊2日
旅行工程 :
2005/07/29
横浜<22:53>-東神奈川<22:56/23:10>-町田<23:39>
2005/07/30
町田<00:01>-八王子<00:26/00:45>-[快速ムーンライト信州・車中泊]-信濃大町<05:31/05:35>-[バス]-扇沢<06:15/07:00>-[トロリーバス]-黒部ダム・黒部湖<07:16/08:40>-[ケーブルカー]-黒部平<08:45/09:10>-[ロープウェイ]-大観峰<09:17/09:30>-[トロリーバス]-室堂<09:45/12:00>-[バス]-美女平<12:40/13:10>-[ケーブルカー]-立山<13:17/13:33>-[富山地鉄]-電鉄富山<14:48>-(路面電車乗車)-電鉄富山<16:47>-[富山地鉄]-宇奈月温泉<18:22>(ホテル泊)
2005/07/31
宇奈月<07:32>-[黒部峡谷鉄道]-欅平<08:47/09:37>-[黒部峡谷鉄道]-鐘釣<09:59/10:21>-[黒部峡谷鉄道]-宇奈月・宇奈月温泉<11:20/12:16>-[富山地鉄]-新魚津・魚津<12:55/13:49>-直江津<15:25/15:30>-[北越急行]-六日町<16:36/17:05>-[快速マリンブルーくじらなみ号]-高崎<18:51/19:15>-横浜<21:34>
今回は、立山黒部アルペンルートと黒部渓谷を訪れるという『黒部ゴールデンツアー』としてまわって見ました。
ほかはほとんどまわらずシンプルな旅となりました。
壮大な光景も凄かったですが、乗り物もここだけのものも沢山あり、こちらも注目かと思います。
で今回使用した青春18きっぷ2日目終了時のきっぷの物です。
では十分楽しんでください。
2005/07/29
横浜<22:53>-東神奈川<22:56/23:10>-町田<23:39>
2005/07/30
町田<00:01>-八王子<00:26/00:45>-[快速ムーンライト信州・車中泊]-信濃大町<05:31>
横浜から夜行列車の乗車駅の八王子まで向かいます。
とりあえず日付変更線になる町田駅まで向かいました。
金曜日の終電まじかの横浜線は大変な混雑となっておりました。
町田駅でいったん下車して、7/30の日付を青春18きっぷに入れてもらってから八王子へと向かいました。
日付変更を待つ町田駅にて。
ムーンライト信州ですがこの日は2本(81号,83号)と走っており、実際乗車すると山電車だけのことだけあって登山客が沢山。
自分も登山客?かは不明ですが、出発してまもなくして睡眠をとります。
と言っても4時間半ぐらいしか時間がありませんでしたが・・・
ムーンライト信州の指定席券です。
早朝の信濃大町駅です。なんだか活発に営業しておりました。
2005/07/30
信濃大町<05:35>-[バス]-扇沢<06:15/07:00>-[トロリーバス]-黒部ダム<07:16>
信濃大町に到着して、すぐに扇沢行きのバスに乗車。
臨時便のバスでありましたが10数人ほどの乗車でした。
扇沢に到着すると、どこから人が沸いてきたのかの人(笑)
トローリバスの始発が7:00なのでそれまでレストランで朝食を取りました。
「モーニング」と書いていたのに来たのは「(和)朝食」だった。ここから観光地価格となる。
ここ、扇沢から立山までが『立山黒部アルペンルート』と言われ一般車両は進入禁止となります。
このルートは環境にやさしいということで公共交通機関&排ガス(高原バスを除く)なしとなっています。
以前、このルートを扇沢−大観峰を往復しております。
扇沢にて。信濃大町から乗車して来たバスです。
立山黒部アルペンルートの乗車券です。
乗車管理は右下のバーコードで行っていました。
1.アルペンルートの乗り物〜関西電力のトローリバス〜
黒部ダム(黒4ダム)と言うのは関西電力がこのダムと発電所を管理しています。
建設当時、資材運搬のためにトンネルを掘り、完成後はトローリバスで観光路線として走らせています。
トローリバスの特徴は、電車のように架線から電気を取り走ることです。
この関西電力のトローリーバスの見所というのは個人的には以下のとおりかと思います。
・バスが数台連続して発車していく(始発便は5台ぐらい)
・長野県と富山県との県境を通る
・トンネルは車両1台分の幅がなくて区間の中央付近にすれ違いできる空間がある
関西電力のトローリバスです。バスのように見えますがナンバープレートは無く、天井上の電線から電気を取っております。
よって、電車(線路のない電車)扱いです。
関西電力のトローリバスの運転席です。
数台束になって走り出します。先頭のバスの様子です。
両側の黄色部分が長野県と富山県の県境の看板なんですが走っていて流れてしまっています。
2005/07/30
黒部ダム・黒部湖
トローリーバスで黒部ダムに到着。
前回訪れていなかった展望台へと向かいます。が、220段ぐらいの階段でゼーハーゼーハーしてやっとこさ到着。
寝起きに近い状態で登ってみましたが、通常の時間であればまだ家にいるので、いかに早く行動しているのかがをダブらせていました。
で、を!とする絶景で感動します。
トローリバス「黒部ダム」駅の標高と7:20頃の気温です。
展望台からの様子です。
ガイドには「新展望台もあります」と書いていたのでそちらも入って見る事に。
壁に貼り付けた階段を下りて行き、黒部ダムの放水口がよく見える新展望台に到着です。
新展望台はダムの放水がかなり近くまで見ることが出来ます。
新展望台からの放水の様子。かなり迫力ありです。
続いてダム上部に来て見ると改めて流木の多さにびっくりです。
この流木は加工されて、肥料やフラワーポットになるようです。
ダム上部からの放水の模様です。
黒部湖です。流木が多いです。
2005/07/30
黒部湖<08:40>-[ケーブルカー]-黒部平<08:45/09:10>-[ロープウェイ]-大観峰<09:17/09:30>-[トロリーバス]-室堂<09:45>
2.立山黒部アルペンルートの乗り物〜黒部ケーブルカー〜
黒部湖駅からは黒部平駅までケーブルカーで向かいます。
全線トンネルとなっております。この先のロープウェイ乗車の整理券もここでもらいます。
整理券の順番に従って15分ほどの待ち時間、黒部平での絶景を堪能します。
黒部ケーブルカーです。
黒部平から立山連峰を見ております。まだ雪が残っております。
黒部平にて。
3.立山黒部アルペンルートの乗り物〜立山ロープウェイ〜
ロープウェイは駅と駅の間に柱が無いという事で立山連峰と黒部湖の絶景が抜群となります。
黒部平から立山連峰とロープウェイです。
立山ロープウェイです。
ロープウェイ内から黒部湖を見ております。
ロープウェイ内から黒部湖&もう1台ロープウェイを見ております。
4.立山黒部アルペンルートの乗り物〜立山トンネルトロリーバス〜
大観峰駅に着いて黒部湖側の景色を堪能した後、立山の反対側である室堂駅へと向かいます。
室堂駅へは全線トンネル内で走るトローリバスで向かいます。
このトローリバスは平成8年から走っており、それまでは普通のバスで走っておりました。
立山のトローリバスです。正面のナンバープレートらしきものは行き先表示です。
バス内後部からすれ違い地点で速度が落ちた時に撮影です。
立山のトローリバスの運転台です。
室堂駅での標高と気温です。
2005/07/30
室堂(室堂平)
室堂はアルペンルート内で見所が沢山あるところです。
標高は2450mほどで気温15.2度となると流石に半そでは寒いです。
室堂駅上の展望台からの様子。ガスが接近中。
立山・室堂平の石碑です。
立山玉殿の湧水では人の群がりがなぜか凄いのを横目にしながらみくりが池などを散策して来ました。
地獄谷なども有ったのですが、雲が出てきまして視界状態が良くない為、引き換えして来ました。
立山玉殿の湧水での人が群がる様子。格好も気温15.2度な姿に。
みくりが池です。
室堂平です。
室堂平です。
室堂駅構内の立ち食いそばにて立山そばを食べて見ました。かまぼこが「立山」と入っています。
2005/07/30
室堂<12:00>-[バス]-美女平<12:40/13:10>-[ケーブルカー]-立山<13:17/13:33>
5.立山黒部アルペンルートの乗り物〜高原バス〜
室堂からは高原バスで美女平まで向かいます。
約50分ほど乗車と朝早くからの活動で外の景色を見ながらうとうとしておりました。
途中、称名滝が見える「滝見台」付近でバスが停車したので遠く見える滝を見ることが出来ました。
滝見台付近からみる多分称名滝。
高原バスです。
5.立山黒部アルペンルートの乗り物〜立山ケーブルカー〜
美女平から立山までは立山黒部アルペンルートの最後であるケーブルカーに乗りました。
このケーブルカーは荷台付きでして、開通当初はアルペンルートの資材運搬に使われました。(バスも運んだ模様)
現在は登山者用の大きな荷物用になっています。
立山ケーブルカーのケーブルカー下に付いている荷台です。
立山ケーブルカーです。
立山駅に到着して、立山黒部アルペンルートのゴールとなりました。と同時に、現実(=夏の暑さ)が襲ってきました。
2005/07/30
立山<13:33>-[富山地鉄]-電鉄富山<14:48>-(路面電車乗車)-電鉄富山<16:47>-[富山地鉄]-宇奈月温泉<18:22>(ホテル泊)
ここからは富山地方鉄道の全線パスを購入して富山駅方向の路面電車乗車などしてきました。
富山駅に到着するあたりから突然のスコールのような大雨になってました。
路面電車乗車後、本日の宿泊地である、宇奈月温泉へと向かいました。
富山地方鉄道の2日フリー乗車券です。
富山地方鉄道の元京阪の電車です。立山駅にて。
富山市内を走る路面電車です。南富山駅にて。
富山駅からはこの電車で宇奈月温泉へと向かいました。
宇奈月温泉駅前には温泉噴水なんてものがありました。
本日の宿泊地です。
宿泊した部屋からの風景です。
駅とホテルとの間の川にこんなライトアップがされてました。
2005/07/31
宇奈月<07:32>-[黒部峡谷鉄道]-欅平<08:47>
本日の予定はトロッコ列車に乗車後、ひたすら鈍行で横浜まで帰宅するスケジュールとなっています。
まずは宇奈月から黒部渓谷鉄道(トロッコ列車)にて欅平へと向かいます。昨日に引き続き始発でした^_^;
このトロッコ列車は大人の背の高さぐらいで幅も普通の電車の幅の半分強というかわいらしい乗り物です。
トロッコと言うぐらいですから客車は屋根だけ付いている窓なしの開放感のある物です。
ほかにも520円の特別料金で窓付き車両や、背もたれ付き、天井もガラスでパノラマ感満点などとあります。
自分はエコノミーで楽しみました。
実際に乗車して行きますと標高があがっていくのでトンネル入るたびに天然のクーラーの度合いが増して来ました。
なんだかんだ言って終点の欅平に到着しました。
駅そばにあった標識。くだらん(笑)
黒部渓谷鉄道のチケットと整理券です。
黒部渓谷鉄道(トロッコ電車)は宇奈月と言います。
トロッコです。眠たいときに背もたれがないとかなり危険か?左右にも前後にも支えるもの無し。
終点の欅平です。
欅平には人喰岩や奥鐘橋などを見て駅の上にて遅い朝食を取り、引き返しました。
人喰岩です。
奥鐘橋です。
2005/07/31
欅平<09:37>-[黒部峡谷鉄道]-鐘釣<09:59>
トロッコ電車の復路は、まず、鐘釣駅で途中下車して万年雪を見て見ました。
復路の列車が来ました。欅平駅にて。
走行風景など。
鐘釣駅そばにある黒部の万年雪です。多分岩みたいにかたくなっているんだろうと想像。
2005/07/31
鐘釣<10:21>-[黒部峡谷鉄道]-宇奈月・宇奈月温泉<11:20/12:16>
鐘釣駅からは宇奈月までと向かいました。
帰りは下りだけあってトンネルあり、渓谷沿いでくねくねした路線で、ジェットコースター(TDLのビッグサンダーマウンテン)のような迫力がありました。
途中の駅で欅平へ向かう列車とすれ違うのですが満員御礼でした。こちらは1両に1人な状態でしたが・・・
さて、宇奈月に戻り、次の電車まで1時間近く有ったので、黒部川電気記念館へと立ち寄り黒部川への水力発電の歴史を振り返ってました。
その中で「高熱隧道(吉村 昭 (著):新潮文庫)」が触れられていたので、旅行終了後に書籍を購入しました。
電柱やトンネルがあり、トロッコは良く揺れるので乗り出して撮影するのが怖い状態です。
黒部川です。
黒部川とトロッコ列車と・・・
冬期はトロッコ列車のレール&枕木がはずされ、ダム関係者は雪に影響されない専用歩道で行き来します。
宇奈月駅にあった模型です。
黒部川電気記念館です。
初代の電気機関車です。大正15年(1926年)から約半世紀使用されたものです。
2005/07/31
宇奈月・宇奈月温泉<11:20/12:16>-[富山地鉄]-新魚津・魚津<12:55/13:49>-直江津<15:25/15:30>-[北越急行]-六日町<16:36/17:05>-[快速マリンブルーくじらなみ号]-高崎<18:51/19:15>-横浜<21:34>
宇奈月温泉からは4回乗り換えで横浜へと帰宅するルートとなります。
魚津で乗り換え、日本海沿いを東に向かい、直江津にてほくほく線に乗り換え、六日町まで向かいました。
ほくほく線です。後方からの撮影です。
六日町から上越線の臨時快速「マリンブルーくじらなみ」にて関東入りして高崎まで乗車しました。
上越線は新潟と群馬の間にループ線があり、これから通る線路を真下に見ると言う光景を見ることが出来ました。
上越線のループ線(群馬県湯桧曽駅付近)です。下にこれから通るルートが見えます。
快速マリンブルーくじらなみです。高崎駅にて。
高崎からは、湘南新宿ラインのグリーン車で横浜までまったりと帰ってきました。
高崎駅のだるま弁当(駅弁)をほおばりながら今回の旅のまとめをしておりました。
湘南新宿ラインのグリーン車です。
今年から青春18きっぷで普通グリーン自由席ならグリーン料金を足して乗れるのでSuicaにて乗車です。
今回のルートは行きの「快速ムーンライト信州」と帰りの「快速マリンブルーくじらなみ」が両方とも臨時列車で、この臨時列車があったからこのプランを実行して来ました。
上越線を青春18きっぷで抜けるのは群馬−新潟の峠越えが本数が少なく、ここか楽に出来ると全体のスケジュールの負担が少なくなります。
シンプルだっただけあって行動も楽でした。
--おしまい。--